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タイの食用昆虫ビジネス。コオロギから抽出したオイルも出てきてます。

こんにちは。miro@タイです。

 

元々昆虫食が盛んなタイ、昔ながらのいわゆる丸ごと食べる昆虫食がクローズアップされがちですが、もちろんそれだけではありません。

 

改めて、FUTURENAUTが輸入しているコオロギパウダーも、タイ産のクリケットパウダーです。ちなみにコオロギ=クリケットです。

 

そもそもの流れですが、FAOの報告書を起点に、『昆虫』が『ミライのたんぱく源』として注目されるようになってきたものであり、そのことはもちろんタイの学者・研究者さんも、企業の方も、政府も知ってます。

 

とってもざっくり勝手に言いますと、もともと昆虫を食べる地域があり、食用に生産しているのがタイですので、これをビジネスに活かし、世界に打って出る産業にする機会を逃す手はない!ということで、流れが太くなるのは至極当然な感じかなと思います。

 

そんなわけで、特にこの数年ほどで、食用昆虫を生産し食べやすい製品として加工する企業さんは、もともとビジネスにしているところは大変活性化し、また新規の企業さんもどんどん増えています。

 

そんな企業さんにとっても一大イベントなのが、アセアン最大級の総合食品見本市「THAIFEX」(訪問レポートです)。前回2020年はコロナウイルスの影響で延期されて、10月に開催されました。

タイの食品見本市TITF
タイの食品見本市TITF

TITFのオフィシャルページはこちら

 

昆虫食関連の企業さんは3社。いずれもコオロギパウダーを扱ってらっしゃいました。
そのうちビジネスにしている我々でも新しく出会った企業さんが2社。
1社はこんなものも出されていました。

 

コオロギのオイル
コオロギのオイル

 

コオロギオイルです!

 

パウダーの枠では止まらず、既に液体になっていました。オイル。すごい抽出されて濃縮されているようでした。

 

コオロギパウダーもそうですが、普通のコオロギから焼いたり乾燥させるとまず濃縮になって重さも減ります。さらに、それを粉にするとまた減って、それをオイルにすると相当なカサの減りよう=濃縮具合です。なので、やっぱお値段もなかなかでした。

 

サプリメントとか、化粧品とかに使うような想定みたいでした。コオロギサプリとか、コオロギのなんとかの化粧品を目にする日も遠くないかもですね。

 

興味ある方は、ぜひコメントか、サイトのページ下の「お問合せ」からお気軽に御連絡ください。取扱いできると思いますよー。

 

★メモ

※「FAOの報告書、難しすぎ!」って方は「Dr.いーじまの易しい解説」をご覧くださいー
FAOの報告書

※「昆虫食の本場タイの食品展 THAIFEX ってどんな感じ?」って方は、訪問レポートをご覧くださいー
アセアン最大級の総合食品見本市「THAIFEX」(訪問レポートです)

 

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