こちらの企画で募集した、#私と昆虫食 のゲストライター募集。
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目次
ゲストライターのプロフィール
ペンネーム ゆいちかさん 20代 女性
昆虫食の経験はありますか?
ある
どんな昆虫を食べましたか?
コオロギ, カイコ, イナゴ, ハムシ
どうやって食べましたか?
ボイルド、ロースト、パンや菓子などの加工製品
茹でた虫は歯応えがダイレクトで来るのでなかなか苦手です・・・w
昆虫食にまつわるエピソードや考えを教えてください
”好奇心は希望の別名にほかならない。”
チャースル・ヘーア(19世紀イギリスの神学作家)
私が昆虫食に興味関心を持った理由は3つあるが、大半を占めているのが「好奇心と探究心」だ。
よくテレビ番組の罰ゲームで虫を食べさせられていたり、海外の部族訪問等で嫌々食べていたりしているのを見た。一緒に見ていた家族は、食べている姿を見ることさえ嫌悪感を抱いていたが、私は違った。
「虫って食べられるんだ。私の知らない世界だ。食べてみたい。もっと知りたい。」
そう思っていた。 幼少期より興味はあったものの、なかなか昆虫食に出会う機会もない。すっかり忘れかけていたある日、群馬県水上に大学の友人とドライブに行くと、お土産コーナーで「イナゴの佃煮」に出会った。それが初めての昆虫食だ。 見つけた瞬間目を輝かせ、試食に飛びついた。
「え、イナゴ美味しい。」
一緒に行った友人にドン引かれたのを覚えている。 そこからは早かった。無印のコオロギ煎餅は、ネット販売開始早々に購入。友人や会社の人に配り歩き、共に食べた。 そして後日、コオロギ煎餅をおそるおそる食べていた上司から紹介して頂いたのがFUTURENAUTだった。 なんて面白いことをしている人がいるんだと興味を持った。 FUTURENAUTさんの製品もいただき、その美味しさから、無印のコオロギ煎餅同様、会社の人や友人に布教していった。 (これらの活動を通し、会社でのニックネームが「こおろぎ」になった。コオロギをモチーフにした私のキャラクターも作ってもらえた。若干ゴキブリにも見えるが、ゴキブリはゴキブリで、好きなので光栄だ。)
加工品ではなく、原型を留めたコオロギや幼虫もいただく機会があり、そのおいしさに感動したのを覚えている。 よく人に話すと、「何も抵抗はないの?」と聞かれるが、正直なところこれが私にはない。
初めて食べる時、多少のドキドキ感はあるが、これは嫌悪感や不安から来るものではなく、「どんな味なんだろう、美味しいのかな、楽しみ」といった、ドキドキワクワクの好奇心と探究心が勝る。
また、私は元々生き物が好きで、爬虫類を飼っている。爬虫類の活餌と言えばコオロギをはじめとした昆虫だ。コオロギはもちろん、ミルワームやデュビア、シルクワームも餌として飼っていたが、大切なペットにあげる時の栄養価や消化の良さ、自分自身の負担として飼育のしやすさを考えた時に、コオロギは優れていることを知った。ミルワームよりも低脂質で高蛋白、デュビアよりも外骨格が柔らかいので消化に良いこと。コオロギ自体の餌に縛りが少なく、少量で済むので管理が楽である事。可愛いペットがあまりにも美味しそうに食べるので、「コオロギ=美味しい」という認識も自然に脳内にインプットされていた。
最近では未来のタンパク源や、飼育における環境負荷が少ないことが世界でも注目され始めている。爬虫類飼いとして得ていた知識が、人間界でも適用されつつある。少し時代を先取りしているかのような気分だった。 そのこともあり、コオロギをはじめとした昆虫食に対して抵抗感があまりないのだろう。
そして最後に、私は魚介類全般が苦手で、食べることは疎か、見ることも、その臭いにも拒絶反応が出る。魚介類が食べられず食の幅がだいぶ狭まってしまう。だからこそ、昆虫で私自身の食の幅を広めたかった。 私が昆虫食に興味を持つ理由 好奇心と探究心・爬虫類を飼っていて身近な存在であったこと・食の幅を広げたいこと 昆虫食とは好奇心。それは可能性。そして私の、みんなの、未来への希望なのだ。
ペットが昆虫を食べている様子を見て昆虫食に目覚める人が多い気がします。ペットと一緒に食べられるのも昆虫食の魅力の1つかもしれませんね。
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