去年の夏、内山先生にお誘いいただいて、東京イナゴンピックに見学に行きました。めちゃくちゃ面白いイベントでした。
目次
イナゴを採って跳ばして食べる?!
東京イナゴンピックとは?
2020年9月に開催の第5回東京イナゴンピック。3部構成のイベントでした。
第1部: イナゴ捕り競争
第2部: イナゴのジャンプ競争
第3部: イナゴの試食
イナゴを採った数で競い、跳んだ距離で競い、最後に食べるというイベントです。もともとは群馬の中之条のイナゴンピックがオリジナルだとか。群馬に住んでいるのに知らなかった!!
無農薬でお米を育てている収穫前の田んぼをお借りして、開催されたのがこのイベント。イナゴは稲の葉っぱを食べる昆虫ですが、長野を中心に貴重なたんぱく源でした。
イナゴを採る!
大人も子供も真剣です。イナゴは稲の葉と似ている色をしているので探すのが大変。でも意外と田んぼの端から見ているとイナゴが見えるものです。
そしてイナゴだけじゃなく、他のバッタもたくさんいます。同定はできないですが、キリギリスとかそういうのがいたようです。
イナゴを跳ばす
わかりにくいですが、左下の発射台にイナゴを置いて後ろから驚かせて飛ばせるという趣があるもの。飛んだらメジャーで測ります。
発射台はかぼちゃです。なんで??
結構跳びます。もはや飛んでます。
最後はイナゴを食べる
捕まえたイナゴを、その場で衣をつけて天ぷらに。うーんワイルド。
なかなかすごい光景です。
イナゴがどんどん揚げられていくので、先に記念にパシャリ。イナゴが次々に揚げられる様子を見て、溶鉱炉に沈んでいくシーン(ターミネーター2)を思い出しました。なんでだろう。
イナゴだけではなく、内山先生のおすすめの昆虫食も。見た目がパンチあります。でも子供達は意外と普通に食べています。
これはめちゃくちゃ美味しかったです。イナゴの佃煮をクラッカーに乗せたものですが、香ばしさとコクがとてもマッチします。
最後は表彰式 イナゴンピックの金メダルは・・・?
採った数と跳ばした数で競うイナゴンピック。なんと二冠で金メダル。
2つの金メダルを受け取ってニコニコでした。今年も開催されるようなら、 FUTURENAUTとしてもイベントになにか協賛できたらいいなーと思いました。
子供が食について考えるきっかけにもぴったりなイベントだと思いました。こういう昆虫食イベントは素晴らしいですね。
2020年の東京オリンピックは延期でしたが、熱いイナゴンピックが開催されていました。2021年も開かれるようならぜひお邪魔したいです。