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昆虫食の話

#私と昆虫食 014 シンペータさんと昆虫食 〜あなたの昆虫食エピソード募集します〜 

 

こちらの企画で募集した、#私と昆虫食 のゲストライター募集。

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目次

ゲストライターのプロフィール

 

ペンネーム シンペータさん 男性

 

昆虫食の経験はありますか?

 

ある

 

どんな昆虫を食べましたか?

 

コオロギ, カイコ, ミルワーム, イナゴ, ざざ虫, ゾウムシ, タガメ, セミ

 

どうやって食べましたか?

 

揚げ、茹で、蒸し、焼き

 

虫の蒸し料理・・・なんでもないです。

 

昆虫食にまつわるエピソードや考えを教えてください

 

私と昆虫との初めての出会いはいわゆるゲテモノ料理を扱うお店だった。

その時食べた昆虫はセミとミルワーム。どちらも素揚げで、調理によって容姿や素材の味を一切隠さないスッピン状態で登場した。正直、昆虫独特の臭みやえぐみが私の口には合わなかった。

その時は、「昆虫」という普段食べる事のない食材。むしろ、食材とも思っていない昆虫をこの先ムシャムシャと食べる未来は全く想像していなかった。

当時、大学生だった私はゼミの先輩の研究の手伝いでタイに行く事になった。その研究内容は「昆虫食」。過去に昆虫を食べた事のある私は昆虫の味は口に合わなかったものの、昆虫を食べた事があるというよく分からない自負があった。また、「昆虫食は未来を救う」と言った先輩のプレゼンに衝撃を受け研究の手伝いに参加させてもらう事にした。

タイでは、まず初めにコオロギ養殖場を訪問した。訪問してすぐに驚いた事は、大皿に山盛りのコオロギを3皿並べ、私達の訪問を養殖場の方々が歓迎してくれた事だ。日本人の私達には、山盛りのコオロギに対する免疫がなく戸惑いが隠せなかった。

 

大皿に山盛りのコオロギ

 

RPGで例えると、最初の初期装備でいきなりボス戦に挑むようなものであった。しかし、恐る恐る大皿に乗ったコオロギを口にすると、日本で食べた昆虫とは違い、嫌な臭み・えぐみがない。おいしいと感じた。それからは、昆虫を「食材」として認識するようになり、その1年後、昆虫を食べに再びタイに行くほど「昆虫食」についての興味が増した。

タイにいるときは、昆虫を食べるのが当たり前だった。今では、昆虫を食べないのが当たり前になっている。大学を卒業してから、昆虫を食べていない。いつか、また昆虫を食べる機会があればタイを懐かしく思い出すだろう。

 

日本の昆虫食って美味しくないものもありますよね。それが原因で昆虫食のイメージが悪くなっている気がします。

タイで食べたコオロギは新鮮なこともあり美味しかったです。でも山盛りのコオロギは確かにしんどかった・・・
食べきれなかった分はお土産で持たせてくれましたね。

コロナが落ち着いたらまた行きたいです。

 

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