こちらの企画で募集した、#私と昆虫食 のゲストライター募集。
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目次
ゲストライターのプロフィール
ペンネーム 昆tuberかずきさん 20代 男性
昆虫食の経験はありますか?
ある
どんな昆虫を食べましたか?
コオロギ, カイコ, ミルワーム, イナゴ, ざざ虫(水生昆虫の総称), ゾウムシ, タガメ, セミ, テントウムシ、アリジゴク、その辺に歩いてた虫
どうやって食べましたか?
生でしょ!……茹でた後にあげたり炒めたりです
くれぐれも昆虫を生で食べるのはやめましょう・・・w
昆虫食にまつわるエピソードや考えを教えてください
僕と昆虫食との出会いはそう…言葉では言い表せないほどロマンチックだった。 高校生の頃、私は退屈な人生を送っていた。毎日同じように授業を受けて帰る日々で飽き飽きしていた。
そこへ僕の人生を変える奇跡が向こうからやってきた。それはイナゴの佃煮である。生物の先生がお土産に買ってきたものだった。私にとって目の前にあるそれは異色の輝きを誇っていた。しかし、この時の僕はまだ彼が僕の人生を変えるなんて思っていない。
先生が食べてみたい人!と促すが誰も手を上げない。私も躊躇している。はずだったのだが気づけば右手は宙を舞っていた。今やかけがえのない相棒となったあいつは、このつまらない高校生活への一筋の光に見えた。
恐る恐る口に入れる。今までイナゴはおろか昆虫なんて口に入れたことがない、ましてや触るのも見るのも不快だったくらいだ。噛むのも勇気が必要だった。そしてジェットコースターが落ちるごとくゆっくりと噛み潰した。
今まで感じたことない違和感とその向こう側にある旨味が私の口内に染み渡る。甘辛く煮た…エビ?でもないこれがなんとも言い表せないイナゴという存在なのだ。私は瞬時に理解した。これを言い表すのに適切な言葉を少ない語彙の中から探し回った結果、クラスの子たちが見守る中出てきた言葉は『美味い』だった。
えええええええ。
とクラスのみんなが騒ぎ出す。自ら挑戦するもの、やはり無理だと喚くもの、ありえないと気持ち悪がるもの。たくさんいたが私は全ての言葉をまるで心地よいシャワーを浴びているかのように聞いていた。誰がなんと言おうと、イナゴの佃煮は美味いのだ。
これが私の昆虫食との出会いである。平凡に見えただろうか。しかし、私にとってはこれは衝撃で、かつ自分の人生をも動かすのに十分な出会いだった。
さて、皆さんは新しい出会いを怖がっていないだろうか。私は昆虫食と出会い、人生が豊かになった。それは何にも変えられない、昆虫食だったからこそのものである。新しい出会いは怖い、恐ろしい、不安などさまざまな懸念を抱かせるだろう。しかし飛び込んでみて欲しい。きっと自分の人生を良い方向に導いてくれる。私はそう信じている。
誰しも、新しいものに対する好奇心と恐怖心は共存していますよね。
いつもと違うテイストで語られるかずきくんと昆虫食の出会い。「新しい出会いに対して怖がらず、飛び込んでいく」ことって面白いと思います。毎日同じことの繰り返しはつまらないですもんね。
昆虫食活動家、昆tuberかずきの詳細はこちら
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