こちらの企画で募集した、#私と昆虫食 のゲストライター募集。
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目次
ゲストライターのプロフィール
ペンネーム りぱさん 20代 女性
昆虫食の経験はありますか?
ある
どんな昆虫を食べましたか?
コオロギ, カイコ, イナゴ, ゾウムシ, タガメ, セミ, ゲンゴロウ、オケラ、コガネムシ、サソリ
どうやって食べましたか?
素揚げ、佃煮、バター醤油炒め、ポテトサラダ、チーズケーキ、お茶
桜井さんに引き続き2人目のりぱさんも、昆虫食経験が豊富ですね!
コガネムシはタイで食べましたがめちゃ硬かったです。サソリは殻の味がしましたww
ポテトサラダ、チーズケーキにしたのはなんの虫か気になります!!
昆虫食にまつわるエピソードや考えを教えてください
私が昆虫食と出会ったのは、ちょうど1年前の今頃でした。好きなパーソナリティが出ているラジオをいつものように聴いているときに、蚕が原料のハンバーガーを販売しているお店があるというトピックがあがり、コロナ禍で外出したくない私が唯一行ってみたいと思ったのが、エリーさんの、蚕を使用したシルクバーガーでした。
お店にたどり着き、パティの中に見える蚕がミンチされたブツブツを見てヒヤリとしながらも、シルクバーガーを食べた一口目。なにこれ、と頭の中に衝撃が走り、1人で笑ってしまったのを覚えています。蚕って癖があるけど、ハンバーガーにも全然合うじゃん!なんなら蚕の癖が旨味に変わってる!と新しい発見をしてしまったのです。
そこからは早かったです。昆虫食の勉強をもっとしてみたいと思い、内山先生の昆虫食講座に参加して昆虫食のこれからの可能性に感化されたり未来を考えたり、大学のオンライン授業のグループワークで知り合った友人らに昆虫食の面白さを熱弁し、米とサーカスにたくさんの昆虫を食べに行ったり、こんなに面白くて奥が深い昆虫食の業界をもっと知ってほしい!と東京農大のうつせみテクノにサポーターとして参加したり、この1年間は昆虫食尽くしでした。
最近では昆虫食がテレビで取り上げられることも多く、世間の関心も高まっていると思います。ただ、それでもまだまだ昆虫食の世の中への風当たりは強いです。就活で、マイブームは昆虫食を食べることと言ったら、大体の企業の人事は面白がって興味を持ってくれますが、友人や親戚には、昆虫食の話をするだけで嫌な顔をしたり、その話やめてよと言ってくる人もいます。つまり、社会全体の流れとしての昆虫食はアリでも、もっと狭い個人の付き合いとしての昆虫食はナシな風潮が強いのかなと思います。
メディアで報道される分には、自分には関係ない昆虫食が、狭い付き合いで登場すると、その人が実際に自分も食べることを想像しやすくなってしまい、否定の感情が強くなってしまうのかと思います。昆虫食がもっと多くの人に広まるには、「親近感」がキーワードになると私は思います。
食にしないノーマルな昆虫ですら、子どもの時はよく触ってたけど大人になると触れなくなるといった”あるある”があります。昆虫は、多くの人々にとって身近であった過去があると思います。それゆえ、今まで一緒に遊んでいたり飼っていたりした昆虫を、いきなり食せということに違和感を覚える人も少なくないのかと思います。
これを踏まえ、昆虫食を広めるために今できることは、昆虫食の英才教育だと思います。学校の理科や生活の授業等で、昆虫は食べることもできること、そして栄養価がとても高く世界を救う立派な食材であることを伝えられたらいいと思います。その延長戦で、後に給食で昆虫食を出せるような未来がきたら、もっと面白くなると思いました。
僕もエリーさんのカイコバーガー食べました!
しっかり蚕の味がしたので個人的には少し苦手でしたが、一緒に行った方は美味しいと話していました。
今は多様性を尊重する世の中ですが、まだまだ昆虫食への風当たりは強いですよね。受け入れられない人の気持ちももちろんわかりますが、頭ごなしに否定されると悲しい気持ちになります。
昆虫食認知を高めていくために食の教育、”食育”も重要なテーマとなっていると僕も感じます。会社でも子供向けの昆虫食展示や昆虫食イベントを行っています。先入観や食選考の土台ができる幼少期に昆虫食について体験できる機会をもっと作っていきたいですね。
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