こちらの企画で募集した、#私と昆虫食 のゲストライター募集。
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目次
ゲストライターのプロフィール
ペンネーム ドロスさん 20代 男性
昆虫食の経験はありますか?
ある
どんな昆虫を食べましたか?
コオロギ, カイコ, イナゴ, ざざ虫, ゾウムシ, タガメ, ゲンゴロウ・サソリ・ムカデ・タケツトガ
どうやって食べましたか?
素揚げ・佃煮・製菓など
かなりの上級者です。
昆虫食にまつわるエピソードや考えを教えてください
~昆虫食と出会う~
僕が昆虫食を初めて口にしたのは大学2年生の夏でした。所属していたゼミナールの合宿 1日目の夜の飲み会時に教授が持ってきたハチの子・ざざむし・イナゴの3種類(だった気がする)を食べることになったのです。
昆虫食を初めて見た僕は手が震え味をあまり確かめることなく飲み込み「できればもう食べたくないな」と率直に思いました。 夏合宿を終え、後期のゼミナールが開始しました。本来であれば環境分野の書物の輪読からスタートですが、僕たちの代では昆虫食について調べることがメインとなりました。
とある施設から「良ければ昆虫食の展示会に協力しませんか」というお誘いを受け、ゼミ生で話し合った結果昆虫食をやることになったためです。
「え?まじでやるの?」
と思ったことは良い思い出。
~タイに虫を食べに行く~
「虫について調べてるって何?どうしちゃったの?」と大学の友人に心配されることが日に日に増していくことに対して反比例するように僕の昆虫食への興味は大きくなりました。調べていくうちに昆虫食が秘める可能性・昆虫食を本気で考える人や企業の凄さに驚きと関心を抱き自分自身でより昆虫食を体験してみたいという考えが生まれました。その考えは「タイに虫を食べに行く」という行動に変化しました。
僕のゼミでは「タイの食用昆虫食市場調査」を行う海外FWを行っており、運よく参加することが出来たのです。 海外FWでは初日から昆虫食を食べる機会があり僕はゲンゴロウを最初の虫に選びました。しかし実際に素揚げされたゲンゴロウを見て気持ち悪さを感じ最初の一口を食べることに時間を費やしました。
腹を括って食べてみた結果「あ、いけるわ(笑)」と僕の中の何かが吹っ切れその後の試食では「気持ち悪さ」より「どんな味なんだろ」という興味が勝りました。
ちなみにタイでは素揚げだけでなく「Insects in the Backyard」という高級昆虫食レストランでのコース料理を堪能したほか、ゾウムシの幼虫の養殖場見学などもできました。
余談ですが僕は「ゾウムシの幼虫揚げ」がお気に入りです。養殖場で頂いたのですが見た目とは裏腹にサクサクしていてポテトフライに似た食感と想像していただければと思います。「○クドナルドのサイドメニューに加わっても良いのにね」と同行していた先輩と話すほどおいしかったのです。
~昆虫食について思うこと~
昆虫食を体験したからこそ思うのは「最初の一口の勇気」が重要だということです。 僕自身「最初の一口」に至るまでは精神的に辛かったですが、一口食べることにより 「気持ち悪い」から「いけるかも」という気持ちの変化が訪れました。 昆虫食に対して「興味があるけど食べるのはちょっと」と思う方には単体ではなく 昆虫食が含まれている料理やお菓子から始めることをお勧めします。それを食べることだけでも今までとは考えが変化するはずです。
最初の一口でだいぶその後楽になりますよね。・・・美味しい虫の場合はw
○クドナルドのサイドメニューにゾウムシの素揚げが並んだらおもしろいです。ゾウムシの見た目は○イゼリアのポップコーンシュリンプに少し似ています。
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