プラスミライ

FUTURENAUTの昆虫食メディア

レシピの紹介 昆虫食の話

イエ(コオロギ)系ラーメンを作ってみる。コオロギパウダーを使って。スープ編

 

目次

コオロギパウダーを使って出汁を取るところから麺まで

 

2021年の夏に、アントシカダさんにお邪魔してコース料理を食べてきました。どれも美味しく工夫が凝らされたされた素晴らしい料理ばかりでしたが、コオロギラーメンが1番記憶に残っています。

 

コオロギラーメンの写真

 

これをなんとか再現できないか、 FUTURENAUTのコオロギパウダーを使ってこのようなラーメンを作れないかなぁと思っていろいろ試してみました。今回はイエコオロギのパウダーを使ってコオロギ麺を打ち、コオロギパウダーを煮込んで作ったスープを使い、オリジナルコオロギラーメンを作っていきたいと思います。

 

その名も

イエ(コオロギ)系ラーメン

 

アントシカダさんではフタホシコオロギとイエコオロギを使っているみたいですが、イエコオロギだけでちゃんとコクや味が出るのかがポイントになりそうです。

 

実はコオロギの種類で味がとっても変わるんです。

[blogcard url=”https://plusmirai.com/cricket-species/”]

 

 

まずはコオロギパウダーを出汁にスープ作り

 

【材料】
・コオロギパウダー 100g
・水 1L
・にんにく 5欠
・玉ねぎ 1/2個

まずコオロギパウダーを煮出して出汁をとります。今回はコオロギパウダー100グラムに対して水を1リットル入れそれでスープを作っていきます。とんこつや鶏がらのスープを作ると同じようにコオロギパウダーを玉ねぎやニンニクと一緒に煮込んでいきます。

 

コオロギ出汁を煮込んでいる様子
魔女がかき混ぜてるやつみたいになってます

 

煮込んでいくと水分は蒸発していくのでその度に水を足してを繰り返して6時間煮込みました。コオロギパウダーを使ったが故に粉感があるので、ザルと脱脂綿を使って濾すことにしました。これによってコオロギパウダーの出汁が完成です。エビの出汁ような匂いがします。

 

コオロギの出汁

 

スープは出汁に、この後醤油と酒とみりんで作った醤油だれシーズニングオイルを入れて完成です。今回シーズニングオイルはラードをコオロギパウダーを入れて熱したコオロギオイルを作りました。

 

コオロギオイル
見た目は泥??

 

シーズニングオイルはコオロギオイルを使ったらより良いかもしれません。

[blogcard url=”http://plusmirai.com/タイの食用昆虫%E3%80%82コオロギのオイル/”]

これの3つを最終的に合わせて、スープの完成です。

 

 

イエ(コオロギ)ラーメンの具の準備

 

その後、取りかかったのはチャーシューと煮卵の仕込み。

具はコオロギパウダー使わないんかい。

というツッコミは無しで・・・

せっかくなら全部手作りで行きたいなと思ったので、頑張ってチャーシューもつくりました。この辺は別にコオロギ関係ないので割愛します。

ということで後半のコオロギ麺を打つに続きます。

 

[blogcard url=”http://plusmirai.com/cricket-noodle-002/”]

 

 

FUTURENAUTの代表の櫻井です。 前までコオロギ君として記事をUPしていましたが、最近「コオロギ社長」と呼ばれることが多いので変更します。 これは昇格なのか?! 昆虫の見た目が苦手です。 でも苦手だからこそできる昆虫食の発信ができると思っています!