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クリケットと人参のタリアテッレ

orange

材料

1
人参 
120g(中約1本)
2
エリンギ 
50g(小約1本)
3
ギリシャヨーグルト(脱水ヨーグルト)
100g
4
クリケットパウダー 
4g
5
塩 
1g
6
にんにくすりおろし
1g
7
ディル 
適量
8
オリーブオイル 
適量

作り方

1
人参をピーラーで幅広に削り平打ち麺のようにする。正味120gを削る。
2
エリンギは繊維を断ち切るように輪切り1cmにカットして、オリーブオイル(適量)で軽く和えておく。
3
フライパンにオリーブオイル適量(きもち多めがよい)入れて人参とエリンギを弱火でじっくりソテーしていく。
4
焦がさないように注意しながら、全体的にしっかりとしんなりさせる。この間にソースを作る。
5
ソースとして、ギリシャヨーグルトにクリケットパウダー、塩、にんにくすりおろし を入れて混ぜ合わせて常温においておく。
6
人参の甘みがしっかりでてエリンギに火が通ったところで、ソースとは別のボールに移して荒熱をとる。(色素が移った油も一緒に)
7
6の粗熱がとれたら5のソースを6のボールに入れて、人参を切らないようにヘラで優しく混ぜ合わせる。
8
お皿に盛り付け、ディルを適量飾りつけて完成。

作り方のポイント

人参はピーラーで幅広に削るとソースが絡みやすく、またじっくり弱火でソテーすることで人参の甘味が引き立ちます。(焦げ付かないように気をつけてください。テフロン加工等のフライパンがおすすめです。)さらに、無農薬なものであれば皮ごと削って食べれば栄養価も高く生ゴミもでません。人参をソテーした後は粗熱をとってから混ぜた方が、ソースの分離を抑えられ見た目美しく仕上がります。エリンギは繊維を断ち切るように1cm程度の厚めに輪切りにしてソテーすることでホタテのような食感が得られます。ヨーグルトは大豆ヨーグルトなどの植物性ヨーグルトをさらし等で脱水させてから使用することもできます。

レシピへの想い・きっかけ

この貴重な代替えたんぱくが当たり前になるには、「クリケット」という素材がどれだけ日常と調和するかが重要だと思います。代替えたんぱくは美味しい!物足りなさを感じさせない、むしろ「美味しいから食べたい一品」として選択して欲しいですね。トルコのヨーグルトを使ったメゼ(前菜)からヒントを得て、できる限り調味料を使わず素材の旨味を重ね合わすことで満足感を引き出しました。クリケットとヨーグルトでたんぱく質とカルシウムが主に得られ、さらに油で炒めた人参はビタミンAやEの吸収率が上がることから栄養バランスがとても良いと思います。また、クリケットの熱量+オリーブオイルの熱量、脂質も取れるのでエネルギー効率も良く、エリンギで食物繊維も取れます。また、人参の色素によりクリケットのグレー色を緩和し見た目も華やかに仕上がります。

プロフィール

profile

ニックネーム :現代ソーセージ研究家 村上武士

一言自己紹介 :自然派ソーセージの職人です。日々新しい素材を詰めて世界に類を見ない次世代のソーセージを研究しています。