虫ごはんの広島お好み焼き：コオロギレシピ

虫ごはんの広島お好み焼き

材料

小麦粉（薄力粉）

50g

水

70cc

コオロギパウダー

小さじ2

みりん

適宜

キャベツ（千切り）

300g

青ねぎ（小口切り）

10g

もやし

60g

焼きそば麺（中華麺）

2～3玉

豚バラ肉

80g（6枚）

たまご

2個

天かす

20g

青のり

適宜

お好みソース

100g

ケチャップ

20g

作り方

ボウルに水、みりん、薄力粉、コオロギパウダー（小さじ1）の順に入れ、よくかき混ぜる

キャベツを千切りに、青ねぎは小口切りに、それぞれしておく

お玉一杯分（約50g）の生地を真ん中に落とし、お玉でぐるぐる回しながら中心から外へ20㎝の大きさに薄く広げる

広げた生地の上に、キャベツ、天かす、青ねぎ、もやしの順にのせ、コオロギパウダーの残りを全体にかける

豚バラ肉を3枚縦に並べ、その上から生地を少量（約10g）まんべんなくかける

生地が焼けたら、ヘラでひっくり返し、豚バラ肉をしっかりと焼く

肉が焼けたら野菜をよく蒸らす

野菜が蒸れたら端へよせ、あいたところに麺をだしてケチャップをからめ、ほぐしながらいためる

麺をお好み焼きの大きさに合わせて形を整える

お好み焼き（肉と野菜）を麺の上にのせて押さえる

たまごを鉄板の上に割り、黄身をつぶしながらお好み焼きの大きさに広げ、お好み焼きをのせて押さえる

たまごが焼けたらひっくり返し、お好みソースをかける

最後に青のりをかけて完成！

作り方のポイント

生地にコオロギパウダーを入れることで、風味が広がり、味もまろやかになります。生地は、事前にまぜて数時間寝かせると、安定して引きのばしやすくなります。ホットプレートで焼く場合、生地を広げるときは１６０～１８０度、その後、豚バラ肉を焼くときは２００度に。野菜をむすときからは、もう一度１６０～１８０度にします。広島お好み焼きは、真ん中が高くなるように押さえていくと、できあがった時においしそうに見えます。たまごは、半熟のうちにのせて押さえることで、たまごとお好み焼きがくっついて一体感が出ます。

レシピへの想い・きっかけ

私は、広島県の小学校３年生です。１年生の時、昆虫食が気になって、夏休みに昆虫食のこうざに行ったり、自分でセミをつかまえて食べたりして、「虫ごはん～２０１９なつわたしはセミをたべた～」という調べる学習をしました。その時、昆虫食が人気になるためには、もっと多くの人に昆虫食を知って、食べてほしいと思いました。今回は、私が大好きな広島お好み焼きにコオロギパウダーを入れて、虫ごはんにする料理を考えました。もともと、広島のお好み焼きには、かつお節のこなをかけます。この料理では、生地にも混ぜることで、エビのような風味が全体に広がり、味もまろやかになることが分かりました。広島では、お好み焼きにいろんなトッピングをします。パウダーだけではなく、かんそうしたコオロギを入れたり、カイコのサナギやハチの子、イナゴなどいろんな虫を入れてもいいなと思います。

プロフィール

ニックネーム :石井明佳

一言自己紹介 :私は、広島県の小学校３年生です。１年生の時から、昆虫食の研究をしています。広島お好み焼きの料理はお父さんと考えました