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コオロギ生麩

orange

材料

小麦粉(強力粉) 100g
水 75ml
塩 1つまみ
コオロギパウダー 10g
白玉粉(だんご粉でも可) 30g
ぬるま湯(人肌程度) 20ml
白みそ 大さじ1
料理酒 小さじ1
みりん 小さじ1
・砂糖 小さじ1 ・いりごま 少々

作り方

グルテンの準備:小麦粉(強力粉)、塩をボールにいれ、軽く混ぜたあと、水を加え、生地をまとめながら10分程度こね、その後ラップをして1時間程度冷蔵 庫で寝かせる。
手順①の生地を大量の水につけ、もみ洗いする。何度か水を替えながらもみ洗い し、水がうっすら濁る程度なれば完了。再びボールに入れ15分程度冷蔵庫で 寝かせる(重量は当初の3~4分の1程度まで減る)。
寝かせた後、水を切り、グルテンが完成。
別のボールにコオロギ粉、白玉粉を混ぜ、ぬるま湯を加え、全体が混ざるように 軽くこねる。
手順③で完成したグルテンの塊を指で小さく(大豆程度)ちぎり、手順④のこね た粉と均一になるようによく混ぜ、5分程度こねる。こね終わったら四角に成型 し、ラップで包んで(タッパーに入れる等も可)1時間程度冷蔵庫で寝かせる。
冷蔵庫から取り出し、半分など適当な大きさに切りって沸騰した湯に入れる。 2,3分で浮き始めるのでそこからさらに1、2分ゆでる(浮かない場合はその ままさらに3分程度ゆでる)。ゆであがったものを軽く水切りし、あら熱を取っ た後、冷蔵庫に入れて冷やす。
味噌だれの準備:すり鉢に白みそ、料理酒、みりん、砂糖を入れ、よく混ぜる。
よく混ぜた手順⑦にいりごまを加え、すり鉢ですり下ろしながらよく混ぜ、 均一に混ざったら味噌だれの完成。
手順⑥で冷却されたものを食べやすい大きさに切り、軽く油を引いたフライパン で全面に焼き色がつく程度まで焼く。
皿に盛り付け、手順⑧で作った味噌だれをかけて完成。

作り方のポイント

昆虫食未経験の母親も当初はしり込みしていましたが、コオロギパウダーを混ぜた結果、黒ゴマを混ぜた生麩のようになり、見た目の遜色がなくなりました。 さらに食べると違和感もなかったようで「普通の生麩」と問題なく完食していました。 グルテンの準備が手間ですが全体量の10%程度のコオロギパウダーの混合を感じさせない素朴な味ともちもちとした面白い食感になっていると思います。 今回は味付けを家にあった白味噌ベースにしましたが、生麩自体が素朴であるので山椒味噌や赤みそ等で試してもおいしくいただけると思います また、今回は味噌味であるので日本酒唎酒師である私の観点からあまり磨いてな い米本来の味がしっかり出ている純米酒と相性のいい料理だと思います。