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コオロギあんだぎー

orange

材料

コオロギパウダー 30g
薄力粉 300g
砂糖 150g
卵 3個(L)
サラダ油 大さじ1
ベーキングパウダー 大さじ1
食用色素(黒) 量は個人のセンスで

作り方

ボウルに卵を割り入れて泡だて器でよくときほぐす
続けて砂糖を入れてよく混ぜ、サラダ油も入れる
薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、ふるい落としながらボウルに加え、ゴムベラで切り混ぜする
生地をビー玉サイズに丸める(ピンポン玉サイズだとフライパンで揚げるには大き過ぎる)
160℃の低温の油で全体がきつね色になるまでじっくりと揚げる
生地に割れ目ができたら、油を切って完成!

作り方のポイント

高校のボランティア部で考えました。  アンダギーとは沖縄の首里方言で「油で揚げたもの」という意味合いになります。砂糖をたくさん混ぜてあり、甘いのでサーターアンダギーと言うのが普通です。家庭のおやつやパーラーにも売っていて、お祝いの場にも出されます。丸いドーナッツという感じでコロコロしてかわいいのですが、茶色の焦げ色がコオロギにも似ています。  普通のアンダギーはピンポン玉くらいですが、どこでも気軽にコオロギ味を楽しむためと、なるべく手軽にフライパンでも作れるようにと、もっと小さく丸めました。手にくっついて丸くするのが難しかったのでスプーンを使ったのですが、手に油を塗ればいいそうです。  やはりコオロギ色にしたいと思い、他の料理では失敗していましたが、それにめげずに食用色素で黒くしました。焦げてしまったこともあり、よりコオロギっぽい色に仕上がりましたw  もうパウダーがなくなったので、試作は続けられませんでしたが、市販のサーターアンダギーとは全く違う感じの仕上がりになりました。これは、お菓子作りの経験がなかったためです。でも、これはこれでコショウを振ってマヨネーズをつけると美味しかったです(本来はそういう食べ方はしない)。  ちなみに今ではあまり使われなくなりましたが、コオロギは沖縄の方言で「かまぜー」と言います。私たちは「コオロギひらやーちー」「コオロギちんびん」も応募しましたが、料理の名前は、それぞれ「かまぜーひらやーちー」「かまぜーちんびん」でも良かったかなと思いました。この料理も「かまぜーあんだぎー」になります。でも、それだと何のことか分かりませんよねw  今回のレシピグランプリ、とても楽しかったです。