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レシピの紹介 昆虫食の話

イエ(コオロギ)系ラーメンを作ってみる。コオロギパウダーを使って。麺&実食編

 

【前回の記事】

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目次

コオロギパウダー配合の麺を打つ

 
コオロギパウダーを使って中華麺を打っていきます。前回コオロギの麺を打った際に、配合比率を5% 10% 20%で試したのですが1番美味しくできたのは5%でした。やはり入れすぎると、ボソボソとした麺になって、千切れやすくなってしまうのが難しいところです。

その実験、結果を生かして今回は5%を選びました。以前買った製麺機があるのでその製麺機を使って中華麺を作っていきます。中華麺の特徴はかん水ですが、手に入らなかったので重曹で代用します。

こんな感じで麺を作っていきます。

 

コオロギパウダー&小麦粉

 

 

全自動でやってくれるので便利。

 

コオロギ麺を打つ

 

練るのが終わったら勝手に麺になっていきます。文明の利器。

 

コオロギ麺

 

麺は寝かせた方が良いと聞いたことがあったのでとりあえず丸一日放置して熟成させてみます。

 

さあこれで全ての材料が揃いました。ここから麺を茹でて実際にイエ(コオロギ)ラーメンを作っていきます。

 

 

コオロギ入り麺を茹でていく

 

 

蕎麦?いいえ、ラーメンです。

 

コオロギスープと出汁

茹でている間にスープと出汁で作っていきます。

コオロギで取った出汁と醤油ダレを混ぜ、コオロギパウダーで作ったシーズニングオイルを丼に。えびに似た香りがしますが、僕はわかる、間違いなくこおろぎの香り。

 

コオロギ油を入れていきます。

 

 

そばですね完全に。

 

盛り付けたら普通においしそうなラーメンが出来上がりました。

 

コオロギラーメン
手作りチャーシューがうまくいったので嬉しい

 

 

イエ(コオロギ)系ラーメンを食べてみた

 

僕はラーメンは大好きで一時期週6位で食べてました。最近は糖質を控えていることもあってなかなかラーメンも食べられないのですが、それでも好きなのには変わりないです。

今回はラーメンとしての完成度と言うところで考えていきたいと思います。

 

スープですがコオロギの香りがするスープです。あっさり系で醤油ベース。

麺は蕎麦のようなガシガシ系になるかと思いきや、コシのある麺になりました。コオロギの味はしないです。寝かせたおかげでしょうか。

 

点数的には、

60点

やはり、基本的なところを間違えていました。コオロギで取れるスープはあっさり系です。でも太麺には、あっさりのスープがついてこれていない感じです。なので、やはり細麺にするべきでした。

あとは、スープのコオロギだけでは物足りない感じが否めません。イエコオロギは味は薄くて良いのですが、悪くいうと特徴が出にくい。結果、あっさりし過ぎてしまうので、煮干し系もしくは鶏ガラ系でもう少し強化する必要がありそうです。

なので、次は麺とスープを強化して再チャレンジ。イエ(コオロギ)系ラーメンへの挑戦は続きます。

 

 

 

FUTURENAUTの代表の櫻井です。 前までコオロギ君として記事をUPしていましたが、最近「コオロギ社長」と呼ばれることが多いので変更します。 これは昇格なのか?! 昆虫の見た目が苦手です。 でも苦手だからこそできる昆虫食の発信ができると思っています!