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こなコオロギとごぼうのポタージュ

orange

材料

1
じゃがいも
1個(180g)
2
玉ねぎ
1/4個(70g)
3
ごぼう
50g
4
(A)水
250cc
5
(A)チキンコンソメ(固形)
固形1つ
6
生クリーム
50ml
7
バター
5g
8
こなコオロギ
小さじ1.5(3g)
9
パセリ
ひとつまみ
10
干しこおろぎ
お好みで

作り方

1
じゃがいも、玉ねぎ、ごぼうをスライスする。
2
鍋にバターと「1」を入れ、玉ねぎが柔らかくなるまで弱火で炒める。
3
(A)を加えて中火で煮立ったら蓋をして弱火で20分。
4
生クリームとこなコオロギを加えて煮立たせる。
5
ハンドブレンダーで滑らかにし、器に盛りパセリを散らして完成。
6
(+α)お好みで干しコオロギをトッピング。

作り方のポイント

シンプルな調理で香り深いポタージュを目指しました。こなコオロギを加えることで、香り豊かなキノコのような芳醇な風味が広がり、奥深い味わいのちょっとリッチなポタージュに仕上がります。生クリームのまろやかさが全体を包み込み、より深いコクを引き出します。 ごぼうや玉ねぎ、じゃがいもなどの野菜とコオロギを合わせることで、日本人にとってどこか懐かしく、ほっとする味わいに。仕上げに干しコオロギを添えれば、香ばしさと食感のアクセントが加わり、楽しさもプラスされます。シンプルながらも少し新しい食の体験をお楽しみください。

レシピへの想い・きっかけ

FUTURENAUTさんの粉末コオロギはとても細かく、扱いやすいため、もともとスープ系のレシピにしようと考えていました。ただ、スープにするにしても、どのようなデザインにするかは悩みました。 コオロギの粉末は、小麦粉やそば粉、きな粉のように暮らしに自然に溶け込むには、まだ少し時間がかかるかもしれません。けれど、こな砂糖やこな山葵のように、ちょっとしたプラスワンの存在として活用することで、違和感なく日常に馴染ませることができるのではないかと考えました。 そんな発想から「少し古くて、でも少し新しい」食卓のデザインをイメージし、ごぼうや玉ねぎ、じゃがいもといった野菜の力を加えることで、より自然に、心に馴染む味わいを目指しました。 地道な取り組みが未来の食文化の土台をつくると信じています。このポタージュが、新しい食材を使ったスープであるだけでなく、食べる人の心を温める一口になれば嬉しいです。

プロフィール

profile

ニックネーム :たけお

一言自己紹介 :パスタ屋さんを辞めて昆虫食専門店を作ったのに、昆虫食専門店でパスタを作っています。