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野菜とたんぱく質が摂れる!大地のグラタン

orange

材料

1
ほうれんそう
3束
2
じゃがいも
1個
3
玉ねぎ
1/2個
4
しいたけ
5個
5
バター
10g
6
ニンニク
10g
7
コオロギパウダー
5g
8
ローズマリー
2本
9
100%トマトジュース
190ml
10
ケチャップ
15g
11
少々
12
とろけるチーズ
3枚
13
パセリ(トッピング用)
適量

作り方

1
ほうれんそうは沸騰したお湯に塩(分量外)を入れて塩茹でし、水で洗って冷ましておく。
2
じゃがいもは皮を剥き、薄切りに(水には晒さない)。玉ねぎも薄切りにする。
3
ほうれんそうは水気を搾り、1cm幅くらいに切る。しいたけは石突をとって薄切りにする。
4
薄切りにしたにんにくとバターをフライパンに入れて中火にかけ、バターが溶けてきたら切ったじゃがいもと玉ねぎを入れる。
5
じゃがいもと玉ねぎが透明になって火が通ったらローズマリーとしいたけ、コオロギパウダーを入れて混ぜながら炒める。
6
しいたけがしんなりしてきたら、ほうれんそうとトマトジュース、ケチャップを入れて水気がなくなるまで煮込む。
7
水気が飛んで全体がもったりとしてきたら塩を入れ、味見をしながら味を整える。
8
耐熱容器に7を入れ、表面を平らにする。
9
チーズを乗せ、オーブントースターまたは魚焼きグリルで焼き目が付くまで5分ほど焼く。
10
焼けたら容器を取り出し(暑いので注意)パセリを散らす。

作り方のポイント

・じゃがいもは表面のデンプンを利用してグラタンのとろみを付けるので水には晒しません。 ・使い切りやすいようにトマトジュースを使っていますが、トマト缶でも代用できます。 ・食塩が入っているトマトジュースを使った場合は7の味見の時に塩を入れすぎないように注意してください。(味が濃くなるため) ・ローズマリーではなく他のハーブでも代用可能です。 ・しいたけのグアニル酸とトマトのグルタミン酸の旨味の相乗効果が特徴のレシピです。他のきのこでも代用可能ですが旨みが弱くなる可能性があるのでおすすめはしいたけです。

レシピへの想い・きっかけ

コオロギパウダーをそのまま舐めた時に土っぽい香りとハーブのような香りの広がり、そして小麦粉に似たとろみを感じたので、大地を感じるグラタンを作ろうと思いました。また、グラタンは炭水化物と脂質で構成されやすい料理なので、コオロギパウダーのたんぱく質を入れることでPFCバランスが整うようにレシピを考えました。タンパク質を入れるとなるとお肉や卵への火の通りを気にしながら料理をすることになりますが、コオロギパウダーは入れて混ぜるだけなので簡単にたんぱく質を加えることができました。そのせっかくの簡単さを活かしたくて、開封の手間や余った時の保存が面倒なトマト缶ではなくパックのトマトジュースを1本使い切れるレシピにしてみました。しいたけ×トマト×コオロギパウダーの旨み、そして、ローズマリー×コオロギパウダーの香りが複雑な味わいになり、簡単なのに味わい深い上品なグラタンになりました。

プロフィール

profile

ニックネーム :みなちゃん

一言自己紹介 :映画『0円キッチン』を見てから昆虫食への認識が変わり、楽しみながら昆虫食に触れたいと考えるようになりました。